• HOME>
  • 世界のパン

世界のパン

世界のパン 第一回 フランス

フランスで「フランスパンくださ~い」と言っても、通じません。
日本で「フランスパン」といえば、皮がパリッとした細長いパンを指しますが、実は形状などの違いで「バゲット」「パリジャン」といった個別の名前がちゃんとあるんです。だから、フランスで「フランスパンくださ~い」と言っても、首をかしげられてしまうのでご注意を。
さて、そんなフランスは、古くからヨーロッパ有数の農業国で、小麦には並々ならないこだわりと愛情を持っているとか。そこで、小麦の味をしっかり楽しめるように「小麦粉」「塩」「イースト」「水」の4つの材料だけでつくる、伝統的なパン・トラディショナル製法のシンプルなパンが生まれたというわけです。
さらに、焼きたての風味を楽しむのがフランス流。いつでも焼きたてのパンを買えるように、住宅街などにも必ず何軒かのパン屋があるそうです。毎朝玄関を出ると、パンの香ばしい香りが辺りにただよう…。想像しただけで羨ましくなってしまいますね。

フランスの代表的なパン

バゲット
俗に言うフランスパンの代表格。日本語で「杖」と訳されるように、長さは70~80㎝、重量300~400g前後と、フランスパンの中では、最も細長いタイプです。パリパリした表皮と塩味は、もう世界中でおなじみですね。
パリジャン
バゲットと同様、パン・トラディショナルで作られたシンプルなパンですが、長さ50~70㎝、重量500gと、バゲットよりやや太さがあります。そのため、サンドウィッチ用のパンとして、よく使われます。ちなみに、パリジャンとは「パリっ子」のことです。
パン・ド・カンパーニュ
「カンパーニュ」は田舎という意味。日本では「田舎パン」でひと括りにされがちですが、フランスでは地方によって形はまちまち。また、製法や材料、味などもまったく違います。素朴な味わいのあるパンです。
クロワッサン
元はオーストリア生まれ。昔、オスマン軍の来襲を知らせたパン屋が、「敵を食べる」という意味でオスマン軍の旗印・三日月を模したパンを作ったのが始まりです。フランスへはマリーアントワネットが持ち込んだといわれています。
ブリオッシュ
卵とバターを使ってふんわり焼き上げた風味豊かなパン。ブリオッシュには、修道院の尼さんを型どった「ブリオッシュ・ア・テッド」や、山型の「ブリオッシュ・ナンテール」などユニークな形のパンもあります。
世界のパン

ページトップへ戻る